2005年4月から個人情報保護法が完全施行されました。個人情報保護法とは、個人データの数が 「現在、及び過去6ヶ月以内に5000人を超える」企業・法人などを対象に、個人情報の悪用を禁止する 法律です。この法律には罰則規定があり、違反した場合には「6ヶ月以下の懲役又は30万円以下の罰金」 という罰則が科せられることとなります。また、万が一、個人情報が流失した場合は直ちに届け出る義務があり、 報告をしなかった場合や、虚偽の報告をした場合は、30万円以下の罰金が科せられます。






2004年度の漏洩件数は405件に上り、2003年度の70件から大幅に増加しました。 前年度比約六倍の漏洩件数となっています。(内閣府調べ)個人情報保護法完全施行後に明らかになった、 個人情報流出事件としては、りそなグループの個人情報紛失(28万7千人分)や人材派遣会社アデコの 個人情報流出(6万件)、岐阜県大垣市の個人情報紛失(2万2千人分)などがあり、施行後たった数ヶ月 で何十件もの流出事故が発生しています。




弊社では、ファイル暗号化ソフトVSC-P2PやVSC暗号ソフトウェア開発キットVSC-SDKといった製品を開発しており、これらの製品が個人情報を保護する際に大きな力を発揮します。
たとえば、VSC-P2Pの暗号アルゴリズムは非常に強固であり、それを破ることは非常に困難です。また、パスワード方式(*)を用いた ソフトではない為、他者とのやりとりも安心して行うことが出来ます。


(*)パスワード方式で他者とやり取りする場合は、そのパスワードをあらかじめ相手に伝えておかなければなりません。 しかし、そのパスワード自体を伝えるのは非常に困難であり、安易にパスワードを伝えると、そこから情報が漏洩する可能性があります (たとえメールで送信したとしても、悪意のある第三者の手にかかれば、簡単にわかってしまいます)。